【Go to Italy~旅する食するイタリア~】
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2月カーニバル限定お菓子「カスタニョーレ」
パートナーが寂しそうに、
「あぁ、今日カーニバル最後だよ。カスタニョーレも今日で終わり。食べ納めだよ。」
カスタニョーレ(castagnole)は揚げドーナツみたいなお菓子で、
ローマでカーニバル(謝肉祭)時期に、
フラッペと共にカーニバルのお菓子として売られています。
肉食を絶つ前に、こってりした腹持ち良いものとして
油で揚げたお菓子が食べられているのです。
フラッペについては下記をご参考下さいね。
2月カーニバル「フラッペ」とカスタニョーラ」を食べる in ローマ
一口ドーナツみたいなイメージ。
(イタリアですから、あんこは入ってませんよ、念のため 笑)
主な材料は、
小麦粉、卵、砂糖、削ったレモンの皮、バター、リキュール、ベーキングパウダー等々。
混ぜて、一口サイズの大きさにして揚げて、粉砂糖をふり掛けます。
売られているカスタニョーラの中には、
リコッタチーズが入っていたり、カスタードクリームが入っているものもあり。
ううーん、ハイカロリー。
でも肉断ちの前だから、しっかり食べ納めしたい人は最終日に名残り惜しんでいただくという。
パートナーもその一人(笑)。
「明日からしばらく肉ないよー。パスクア(復活祭)まで。」
カスタニョーレが食べられている地域
「カスタニョーレ」は、カーニバル時期にイタリア全国であるわけではなく。
作られている地域は限られています。
中部では、
ローマのあるラツィオ州、アブルッツォ州、マルケ州
北部では、
エミリア・ロマーニャ州、リグーリア州、ヴェネト州
イタリアの郷土料理と、行事食。
カーニバルのように同じ行事でも、地域によって料理やお菓子が異なるのも興味深いものです。
【参考記事】
2月カーニバル「フラッペ」とカスタニョーラ」を食べる in ローマ
写真のカスタニョーレは、ローマのジェズ広場近くの「Bar Orchidea」です。
Bar Orchidea Roma
住所:Corso Vittorio Emanuele II 2/a (Piazza del Gesù) 00186
HP: https://www.facebook.com/barorchidearoma/
営業時間:7:00ー19:00
★イタリア菓子図鑑 お菓子の由来と作り方
伝統からモダンまで、知っておきたいイタリア郷土菓子107選
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