【Go to Italy~旅する食するイタリア~】
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クリスマスツリーはいつ飾る?
11月下旬から、日本では早くもクリスマスツリーが飾られているところもありますね。
(いわゆるクリスマス商戦)
いつ飾ってもいいようなイメージがありますが、
実は、イタリアでは伝統的に飾る日が決まっているのです。
それは、12月8日。
無原罪の御宿り(Immacolata Concezione)
マリアの母アンナが「情欲の交わりなしに」、マリアを身ごもったのが12月8日とされています。
聖書で「無原罪の御宿り」は、聖母マリアは原罪なしに生まれてきたとする教義です。
「情欲の交わりなしに」身ごもったということで、キリストの母マリアは汚れなき存在であると説かれているのです。
詳しく知りたい方は、Wikipediaの無原罪の御宿りをご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%8E%9F%E7%BD%AA%E3%81%AE%E5%BE%A1%E5%AE%BF%E3%82%8A
キリストの母であるマリア様が、汚れなく母アンナ(キリストの祖母)に宿された日に、
クリスマスツリーが習慣的(伝統的)に飾られているのです。
なぜクリスマスツリーを飾るの?
古くは北ヨーロッパのケルト信仰に基づいていると言われています。
一年で最も日照が短い冬至の前後に、葉を枯らし落とすことがない常緑樹を魔法の力を持つと信じられているのです。
常緑樹とは、一年を通して常に緑葉をつけている樹木のことで、
クリスマスツリーの木として有名なのは、もみの木でしょうか。
キリスト教の信仰では、木は「生命の木」として重要な意味を持っています。
キリストが後に貼り付けにされる木は、
旧約聖書のアダムとイブが、神様の言いつけを破って食べた知恵の木だと言われています。
それが後にシンボルを飾るクリスマスtリーになったという説があります。
いつクリスマスツリーをしまうの?
年末年始、イタリアに行かれたことがある方、滞在されている方はご存じと思いますが。
クリスマスの25日を過ぎてもツリーは飾られています。
よって元旦もツリーはお家の中にあるのです。
一体いつしまうんだろう?素朴な疑問ですね。
ツリーは1月6日エピファニア(公現祭)の日に片づけるとされています。
イタリアではプレゼントはサンタクロースではなくて、
ほうきに乗ったベファーナおばさん。
彼女が子どもたちにお菓子を持ってきてくれて、
帰りにクリスマスの飾りつけを取り去ると言われているのです。
ゆえに、ツリーを片付ける日となったそう。
クリスマスから、お正月にかけてイタリアへ行かれる方は、
ツリーに注目されて旅行すると興味深いかもしれませんよ!
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1月6日魔女ベファーナは、エピファニアの日にやって来る。
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