【Go to Italy ~旅する食するイタリア~】
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イタリア旅と郷土料理ライターのEtsukoです♡
カルネヴァーレ(謝肉祭)の後は
イタリアでは2月にカルネヴァーレ(謝肉祭)が開催され、
中でもヴェネツィアの仮装はあまりにも有名。
全国的にカルネヴァーレ期間はお肉、油で揚げたサクサクお菓子がお目見えし
美味しいもの三昧な日々を過ごします。
そして、クアレジマ(四旬節)期間を過ごして、パスクア(復活祭)を迎えるのです。
クアレジマの期間中は自分自身を節制し、お肉の食事制限もします(身を清める)。
*カルネヴァーレ期間の揚げ菓子と、クアレジマについては下記をご参考ください。
2月は謝肉祭!お菓子の呼び名が違うのよ
実際のところ、どんな食事なの?
クアレジマ(Quaresima)はイエス・キリストが40日間、荒野で断食をしたことに由来しています。
Quaresimaを辞書で引くと「絶食」と書かれています。
キリストのように本当に40日間、絶食はしませんが、クアレジマ中の食事はヘルシー。
「節制する」と言っても実際にどんなものを食べているの?
と言うことで、節制中の食事をレポート!
上の写真は、ローマのある一般家庭でのカルネヴァーレ翌日の晩御飯。
卵焼き、ほうれん草のソテー、トマトという、まるで朝食のような軽さ。
また別の日は、ハーブ類を刻んだスパゲッティ。
ローマでは、
ローマ風アーティチョーク(carciofo alla romana)も食卓によく登場します。
トマトの中をくり抜いてお米を詰めたもの。
トマトのリピエノ(pomodori ripieni)。
詰め物のことを、イタリア語ではリピエノと言います。
フランス語でいうところのファルシですね。
付け合わせにポテトを添えて、これはお腹にたまります。
キリストが亡くなった金曜日は、イタリアではお肉を食べない日とされ、
クアレジマ中も同じくお肉は食べず。
その一方で、お魚は食べられています。
上の写真はイタリアで全国的に食べられているバッカラ(干し鱈)。
ピザは変わらず食べられています。
聞いたところによると、厳格な家庭ではクアレジマ中は乳製品も食べないで過ごすとか…?
そうすると、家庭によってはピザも控えているんでしょうねぇ。
こうしてヘルシー食で過ごしたクアレジマ後には、再びパスクア(復活祭)でご馳走をいただくのです。
クアレジマ期間のように40日間食事制限すると、
身体もかなりすっきりして、体調も変わりそうですね。
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