【Go to Italy 旅する食するイタリア】
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イタリア旅のおすすめと美味しいものナビゲーションを
させていただいております、イタリア美食旅ライターのEtsukoです♡
*記事内の写真と文章の転用と禁じます。
イタリア全国、北から南を縦断すると様々な名産品に出合います。
旅することは、土地の名物を食べることでもありますよね。
今回は、南イタリア名物のTaralli(タラーリ)をご紹介します。
今では北イタリアのスーパーでも売られているので
既にご存じの方も多いかもしれませんね!
Taralli(タラーリ)とは?名前はギリシャ語から?
タラーリ(Taralli)は南イタリア カンパーニア州と、プーリア州の名産の固焼きパン。
発音は、耳で聞くとタラーリより、タラッリと聞こえます。
名前の由来は、ギリシャ語のトロス(Toros)によるものと言われています。
Torosの意味が「円形状」なのです。
Taralliの形も円形ですものね。
食べるとサクサクとした食感で、パンというよりはスナック菓子のよう。
レストラン、トラットリアに入ると、アンティパストとして出てくることもあります。
ほどよい塩味で、白ワインが欲しくなります。
ここでは、プーリア州のタラ―リをご紹介しますね。
★プーリアのタラ―リの主な材料は、
小麦粉、塩、オリーブオイル(豚のオイルを使うところも)、白ワイン
発酵しないで生地を茹でるのが特徴。
ピエモンテ州のグリッシーニのように、サクサクしています。
大きさによって名前が違う
タラーリ(Taralli)じゃなくて、タラリーニ(Tarallini)じゃないの?と
思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、大きさによって名前が違います。
・大きい方がタラーリ(Taralli)、約4~4.5センチ
・小さい方がタラリーニ(Tarallini)、約2.5センチ
スーパーでは袋詰めにされて、小分けの袋で売られています。
(下の写真)
味に豊富なバリエーションあり
タラ―リ、タラリーニは、味(生地)にバリエーションがあります。
・砂糖をまぶした、お菓子バージョン
・玉ねぎ入り
・ポルチーニ入り
・オリーブ入り
・ドライトマト入り
ですが、一番驚いたのは、オレンジ色のペペロンチーノ味。
これは、辛かったです。と言ってもキムチほどの辛さはないけれど、
プレーン味になれていると「辛っ!」と思うかもしれません。
(辛いもの好きな人は、気にならない辛さでしょう)
上の写真、左の緑色はタラーリで、
右側のタラリーニと比べると大きさの違いは明らか。
★左の緑色はRapa味。
これは、プーリアの料理に使われているCima di rapa (チーマディラーパ)、
西菜の花と言われている、少し苦みのある緑野菜。
Rapa味のTaralliは、少し苦みありますがそんなに気にならず食べれます。
★右側は、プレーンなノーマルタイプ。うっすら塩味で美味しいです。
お土産屋さんでは大きめな袋で
スーパーで気軽にTaralliは買えますが、
お土産屋さんに行くと、少し大きめの袋に入って量も多めです。
(現地に行かれた時のご参考に)
写真は、黒オリーブ味です。
塩味もプレーンタイプより少々強め。
お砂糖をまぶしたココナツ味です。
これはお菓子として食べて美味しいです。現地で見かけたらお試しになってみて!
Taralliの豊富なバリエーションがあるので、
ちょっとお腹が空いた時の足しに、
または甘いお菓子として、お楽しみくださいね♡
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