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【Go to Italy~旅する食するイタリア~】Blogです♡

リグーリアの海辺の町、Camogli(カモッリ)の続編です。
*カモーリと表記されていることもあります。
前回の散策風景は、こちら
リグーリアの港町、Camogliで過ごす夏。

町の散策もしたところで、そろそろランチにしようか?と、
友人と話しながら元来た道を歩きました。

空と海の美しいブルーを見ながら、食事したいものです。

どこにしようかな?!

Camogli の海辺

 

パラソル席の近くに、なんと思っていた通りの席があるじゃないですか!

真横に空と海を見ながら食事ができる\(^o^)/
ここで決まりでしょう~!

「ここにしようよ!」

 

ランチは、色鮮やかに・華やぐ場所で

 

自然の織りなすブルーと、グラスの濃いブルー。

そこにレッドが入ることで、
ひとつの空間としての完成品を見ているかのようなテーブル席。

旅として、訪れた人が多い中で、
ずっとこのCamogliに住んでいる人達もいる。

この美しい風景が、住んでいる人達にとっては
ごく当たり前な風景であり、毎日見ている景色。

どこに身を置くかで、当たり前は随分異なるモノですね。

ワタクシから見たら
「何年もの間、毎日の変わらぬ風景がある。だけど毎日がスペシャルように美しい」

そんな気がしませんか?!

 

Camogli の海辺

 

テーブルによって、
グラスとテーブルクロス飾りの色が異なっていました。

グラスと、飾り花の色を合わせているのはとってもオシャレ♡♡

こういった細かい部分での色使い、セッティングが上手だなぁって思うのですよ。

このセンスの良さ、
食事の時間が華やいだものへと変わります♡

 

Camogli の海辺

 

いよいよランチスタート♪

 

席に着くと「いらっしゃいませ」と、店員さんがメニューを持ってきてくれました。

どれにしようかな~。

でもね、メニューみて私も友人もすぐ決まりましたよ(笑)

やはりね、土地の名物は食べなくちゃね~!

色彩豊かな海と、
センス良く飾り付けられたテーブルにうっとりしていると。

いつの間にか、お通しが運ばれてきました。

かぼちゃのペーストとパン。

Camogli の海辺

 

これは珍しい!イカスミのトロフィエ

 

私は、イタリア旅行の楽しみに一つに『食事』があります。

土地の名物と言われている料理をいただくのが、何よりの楽しみ♡
歴史的背景、
皆さんはいかがですか?!

 

ここで問題です。
リグーリア州の名物パスタと言えば?

『トロフィエ』ですね~。リグーリア州のパスタなのです。

ひねった短い形状をしています。
*私もパスタ教室で、パスタ生地からトロフィエを作ったことがあります。

 

友人が頼んだパスタが、こちらの下の写真

Camogli の海辺

 

イタリア語でのメニュー名は、
『Trofie con vongole, asparagidi mare, bottarga』

*ヴォンゴレ(あさり)トロフィエ、見た目にアスパラガスに似た海藻、からすみ。

海藻は、少ししゃきしゃきした食感で、
言われなければ陸でとれたミニアスパラだと思ってしまうかも?!

 

 

次に、私が注文した『イカスミのトロフィエ』が到着~。
これは珍しいですよ。

トロフィエは食べれても、イカスミのトロフィエはあまり見かけません。
*コモ湖近くに住むイタリア人友達が「何で黒いの?見たことない」と言ってましたから。

食欲をそそる鮮やかな赤い色が、黒によく映えます♡

イタリア語のメニュー名は、
『Trofie Nere, Gamberi Rossi, Pomodori Cliegino e Basilico』

いかすみのトロフィエ、エビ、チェリートマトとバジル

 

Camogli の海辺

どちらのトロフィエも、少し塩味が効いていました。
食感はモチモチ♡

食事の際には、
ワインと一緒に、お水のオーダーもお忘れなく!
(ワインと同じ量の水を飲むと、酔いにくいそうですよ)

 

あぁ、この美しい景色、海を感じながら外でランチ。最高だわ~!

この素敵なランチはこちらでした。
↓ ↓

Ostaia da o Sigù
住所:Via Giuseppe Garibaldi 82, 16032 Camogli
電話:+39 0185 770689
H P :http://www.ostaiadaosigu.com/

 

 

Camogli の海辺

 

食後はビーチへ。

 

お腹も満足、心も満足。

「もう少し歩く?」

ビーチへと足を運ぶと、海水浴を楽しむ人達で賑わっていました。

 

Camogli の海辺

 

海に囲まれたイタリア。

北と南、どちらも海はありますが。

徹底的に異なる特徴が…何だと思われます?

 

北と南、浜辺の違いとは?

北イタリアと、南イタリア。
どちらも海に面していますが、じゃあ何が違うの?!

生粋のジェノベーゼが教えてくれました。

その徹底的な違いとは?

 

「北イタリアは、砂じゃなくて石なんだよ」
あら?そうなの?

「南は砂浜だけど、北は石。」

 

 

Camogli の海辺

 

たしかに。
浜辺には、細かい砂ではなくて、ゴロゴロとした石ばかりでした。

それもね、白い線が入った石が多いの。
南イタリアのビーチでは見かけなかったなぁ(向こうは砂ですからね)。

石の上だから、寝にくいけれど。
でも、シート持って来ればよかったなぁ。

お昼寝気持ちよさそうなんですもの。
(ビーチは石でゴロゴロするけど)

心地よい海からの空気と、自然の織りなす空と海のブルー。

少しだけ、空を見ながら横になりました。

目をつぶってみると。
ざざーっと、小さく聞こえてくる波の音。

喧噪と離れ、優しく静かな時間。

ホッと気持ちが和らぎます。

ジェノバ近郊へいらっしゃいましたら、お時間許すようでしたらば
少し足をのばしてCamogliも散策なさってみてくださいね♪

 

Camogliの町

 

【Camogliへのアクセス】

★ジェノヴァ市内から
・Genova Brignole ジェノヴァ ブリニョーレ駅から、各駅電車に乗り、
Camogli カモッリ駅に約40分で到着。
(日本ではネット上で、カモーリと表記されていることもあり)

★ミラノから
・乗り換え(一度)する場合
(片道 2時間半~3時間)
ミラノ中央駅で Intercityに乗って→ ジェノヴァ ブリニョーレ駅で各駅電車→ カモッリ駅へ

・時間帯によっては乗り換えなしで直接行けることもあります
(片道 2時間~2時間半)
ミラノ中央駅で 快速またはIntercityに乗って→ カモッリ駅へ

*ミラノからも日帰り可能な範囲ですが、
帰りは電車の遅れを勘案して、時間に余裕持つことおすすめします。
(Intercityは遅れることが多いです)

 

【TRENITALIA トレニタリア】
時刻、料金はこちらから(イタリア語)
http://www.trenitalia.com/

 

 

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