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【Go to Italy~旅する食するイタリア~】 ご訪問ありがとうございます。

イタリア旅のおすすめと、美味しいものナビゲーションを させていただいております
イタリア郷土料理ライターのEtsukoです♡

*当ブログ内の写真、文章の無断転用を禁じます。

 

トレントの土着品種「テロルデゴ」を味わう

Teroldego

今年もノヴェッロ(Novello)は飲まれましたか?
ノヴェッロは新種ワインの解禁日のこと。

フランスで言うボジョレー・ヌーボーのことを指しています。

詳しくは下記をご参考くださいね
イタリアで、10月30日はノヴェッロ(新酒)解禁日

個人的には、ノヴェッロは「テロルデゴ」をいただきましたよ。

テロルデゴ、あまり聞いたことがないかもしれません。
北イタリアの自治州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の土着品種なのです。

ノヴェッロの「テロルデゴ」は、
他品種とブレンドされずテロルデゴ品種100%で造られた新酒ワイン。

カシス、ベリーのような香りが特徴的で、
口に含むと若々しいフレッシュさが広がり、柔らかいタンニンと穏やかな酸味、
木苺のような甘さが訪れます。

この果実の甘さが後を引く余韻となって、たまりません!
リピーターが多いというのも納得です。

来年もノヴェッロはテロルデゴにしたくなりました。

そして、ワインに合わせてもちろん生ハムも一緒にいただきました。

 

★イタリア産 ノヴェッロ「テロルデゴ」 750ml

 

 

 

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の名産品、燻製生ハム「スペック」

 

 

生ハム盛り合わせ

 

ワインと合わせるのは、やはり同じ土地の生ハムやサラミがベストな相性。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州といえば、なんといっても「スペック」です。
スペックは珍しい燻製生ハム。
豚もも肉を塩と香辛料で漬け、表面を燻製にして熟成させたもの。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州発祥の独自な生ハムなのです。

スペックはSpeckと書きますが、イタリアにはないスペル。
イタリア語は必ず語尾がo、i、a、eのいずれかで終わるのです。
そして、kも通常イタリア語では使用されません。

ではなぜ?Speckなのか?

実は、自治州であるトレンティーノ・アルト・アディジェ州は
歴史的、地理的にもドイツ、オーストリアの影響を強く受けている地域なのです。

現在はイタリアですが、100年前はイタリアではなかった地域。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の北部は「南チロル」と言われ、
現在もドイツ語圏として、イタリア語とドイツ語の二重表記されているのです。

南部は、トレンティーノ地方と言われ、ヴェネト州と隣接しているイタリア語圏。
と言ってもトレントの町を歩くと、ドイツ語が聞こえ、看板やメニューも二重表記を見かけます。

スペックはドイツ語のシュペック(speck)からきています。
*イタリア語読みするとスペック

上記の写真では中央左側、ピンク色の生ハムがスペックです。
(サラミの左隣)
燻製された生ハムにはめったに出合えないので、ぜひ召し上がってみてくださいね!

 

日本では、東京豪徳寺「三輪亭」にて

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の北側、南チロル地方の料理を食べて見たい!
その思いをかなえてくれる専門レストランが東京の豪徳寺にあります。

三輪亭は、南チロル地方の山小屋をイメージした店内で、
トレンティーノ・アルト・アディジェ州のワイン他、
オーストリアワイン、ドイツビールも豊富です。

何より、料理が本場そのもの!
カーネデルリ、スペッツレ等の郷土料理をいただくことができます。

<三輪亭の基本情報>
住所:東京都世田谷区豪徳寺1-13-15
電話番号:03-3428-0522
公式HP:http://www.miwatei.com/

 

 

★スペックスライス 150g(イタリア)[冷蔵]

 

 

★イタリア産 ノヴェッロ テロルデゴ 750ml

 

 

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下記サイトにてイタリア国内の旅記事を書かせていただいております。
あわせてご覧くださいませ。

★LINEトラベルjp・ナビゲーター
https://www.travel.co.jp/guide/navigtr/1026/
選りすぐりのイタリア満喫スポット、お土産、郷土料理、ワイナリー、
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★Italia Press-Blogにて【理由はなくてもイタリアが好き♡】
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ガイドブックにはないイタリアの穴場な町をご紹介しています。

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