【Go to Italy~旅する食するイタリア~】Blogです♡
『チョコレートの街』としても知られるトリノ。
かつて南フランスの貴族であったサヴォア家が治めていたこともあり、
街は他のイタリアと比べると、どこかフランス風。
カフェ文化のある街で、中心街はBarよりも老舗カフェを見かけます。
老舗カフェ Mulassanoで過ごす午後。
チョコレートのドリンク、Bicerin(ビチェリン)も有名ですね♡
そうそう、カフェBicerinのレポートも書かなくっちゃ~。
個人的にもチョコレート好きなワタクシ。
トリノ在住のお友達のマルコ君ファミリー。
お祖父様、叔父様、お父様、そしてマルコ君のみんなが
お菓子職人という生粋のPasticcieriなのです~!
時々、とても貴重な写真を送ってきてくれるのですよ。
それは、アトリエでの制作風景。
ケーキ、焼き菓子であったり。
イタリアの行事にはかかせない必須なお菓子を作っているところも。
いくつか送られてきた写真の中で、衝撃的チョコレート作品があったので
これはぜひとも日本の皆様にお見せしたくって!!!(かなり興奮 笑)
チョコレートのサッカーシューズ!
写真に収められている作品の数々。
撮影されたのはパスクアの直前だったこともあり、
鐘、ウサギがありますね。
さらに、エルメス風のバック、香水瓶、あひるさんも。
そして!!
下の写真を見た時には、本当に驚きましたよ!
特に写真真ん中をご覧くださいませ。
この写真中央部分を見た時の衝撃といったら。
「え?!これ、靴?!」
というか、チョコレートで作れるものなの『靴』って?!
いやもう、あまりにハイレベルなテクニックに驚きを隠せませんでしたよ!
マルコ君のお父様作の『サッカーシューズ』、
靴底には滑り止めまであるという技術の細かさ!
シューズの表面は、紐通しの部分、ストライプ模様と
細部までリアルに再現しているのです。
もしかしたら、子供だと履けちゃうんじゃないの?と思ってしまうほど。
マルコ君のファミリーが働くお菓子工房では、
出荷前の出来たてのパスクア用チョコレートが所狭しとならんでいます。
*パスクアは英語ではイースター。
イエス・キリストが十字架の上で亡くなり、3日後に復活した日を祝う祭り。
変動休日で、毎年3月下旬から4月の間でパスクアの日にちが変わる。
さらにハイヒールまでがチョコレートで!
マルコ君のお父様、すごいのは
サッカーシューズ以外にも『ハイヒール』も作れちゃうんです!!
シンデレラのガラスの靴ならぬ、
『チョコレートのハイヒール』!!(下写真、右上部分)
画像が粗いのですが、マルコ君からいただいた写真から
ヒールのリアル感伝わりますかしら?!
ハイヒールを作るのはかなり難しく、熟練された職人ならではの作品。
一年中制作しているわけではなく、これらはパスクアの時期のみに作っているのだそう。
やはり特別な作品なのですね。
チョコレートのお祭りもあり♡
チョコレートの街トリノでは、なんとお祭りもあるのです。
その名も『CioccolaTÒ』(チョコラート)。
由来は、cioccolato チョコラートと、Torino トリノをかけ合せたとか?
(耳で聞くと、チョコラートで同じですが)
時期は毎年春先にかけて開催され、2017年は3月24~26日でした。
お祭りめがけてトリノへ旅行いかれるのもいいかもしれません♪
チョコレート好きにはたまらないですね~♡
ご参考までにイベント記事掲載しますね(イタリア語)
Aspettando CioccolaTò 2017
Cioccolatò, a Torino l’anteprima della grande kermesse dolciaria