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【Go to Italy ~旅する食するイタリア~】

ご訪問ありがとうございます。
イタリア旅のおすすめと、美味しいものナビゲーションを
させていただいておりますEtsukoです♡

イタリア国内ほか、東京都内のイタリアンレストランをご紹介しています。

東京都内に点在しているイタリアンレストラン。
イタリア全土で20州あり、それぞれの州に郷土料理があります。
トマトソースでいただくパスタや、ピザだけでなく、

その歴史的背景、地域性、その土地で採れる食材を
最大限に生かしているのが郷土料理です。
言ってみれば、
イタリア国内であっても、違う地域では食べられない料理です。

今回は、北イタリア ピエモンテ州の料理がいただける
「ラ・チャウ」をご紹介させていただきます。

 

「ラ・チャウ」でピエモンテ料理に舌鼓ディナー

Ristorante La Ciau リストランテ ラ・チャウ

サヴォイア家のお膝元トリノを中心に栄えたピエモンテ州。
トリュフ、牛肉の煮込み、卵を使った細麺タヤリンなど、
贅沢感を感じさせる食材がピエモンテ料理の名を連ねます。

*ピエモンテ州はスローフード運動の発祥の地としても知られています。

リストランテ「ラ・チャウ」のオーナーシェフの馬渡剛氏は、
ピエモンテ州の一つ星ミシュランの「La ciau del Tornavento」で
4年半修業された後に、2007年にレストランをオープン。
レストラン名の「ラ・チャウ(La Ciau)」は、ピエモンテ州では「鍵」を意味する方言なのだそう。*イタリア語で鍵はキアーヴェ(Chiave)

レストランへの最寄り駅は、
JR「田町」、都営三田線「三田」いずれも駅からは徒歩で5分少々。

 

ラ・チャウ  落ち着いた店内

ビルの地下1階にある店内へ入ると、
静かで耳に心地よい音楽が流れ、落ち着いた雰囲気。

席へ着くと、馬渡シェフがわざわざテーブルまで挨拶に来られ、
丁寧なお迎えにスタートから感激。
シェフは全てのテーブルにご挨拶に行かれているのです。

 

ピエモンテ名物「うさぎのツナ仕立て」

Tonno di coniglio うさぎのツナ仕立て

まずは泡から始めましょうということで、スプマンテで乾杯。

前菜の前の一品として、
今回ピエモンテ名物の「うさぎのツナ仕立て」Tonno di coniglioをいただきました。
ツナ仕立てと言われるように、味は缶のツナをイメージさせ、まさに「ツナ」。

見た目に肉が鶏ササミのようなので、
言われなければササミだと思ってしまうかもしれません。
*比べると、実際はササミの方が少しパサパサしたように感じます。

ピエモンテ名物を盛込んだ、「前菜の盛り合わせ」がおすすめ

Antipasto misto 前菜の盛り合わせ

メニューには魅力的な食材がズラリと連なり、
どれも美味しそうでどれを選択するのか悩みどころでしたが、
ピエモンテの料理を入れた、前菜盛り合わせをオーダー。

★真ん中のトマト右下から左周りに紹介します。
・豚肉のコッパ Coppa
・鶏のマリネ
・ヴィテッロトンナート Vitello tonnato(仔牛のツナソースかけ)
・牛肉のパテ
・かじきマグロのカルパッチョ

*ヴィテッロトンナートは、ピエモンテの定番の郷土料理。
茹でた仔牛肉に、ツナソースをかけたもの

 

ピエモンテの土着品種「ドルチェット」、DOCG「Dogliani」ワイン

Dolcetto ドルチェット

★今回、料理に合わせてソムリエさんに選んでいただいたのが
DOCG「Dogliani(ドリアーニ)」の赤ワインです。

ピエモンテ州の土着品種ドルチェットで造られたワインで、口当たりもやわらか。
キレイなルビー色で軽やかな飲み心地。
*ドルチェット種の起源が、クーネオ県ドリアーニ周辺と言われているそうです。

 

絶品「ポルチーニ茸とうさぎのタリオリーニ」

クーネオ産ポルチーニ茸とうさぎのタリオリーニ

★クーネオ産ポルチーニ茸とうさぎのタリオリーニ

ウサギとポルチーニ茸で、ピエモンテ州を連想させる食材。
タリオリーニ(tagliolini)は、幅は2~3mmの細い麺で弾力があります。
うさぎとポルチーニの出汁を非常によく吸い、うまみが凝縮され、
味わい深い仕上がりです。

 

鹿肉のタリアテッレ

鹿肉なのは、ジビエシーズンだからでしょう。
通常は、牛、豚を叱ったラグーですが、
シーズンをはずすと一年後になりますから、貴重な機会なのでオーダー。
臭みは全くありませんし、よく煮込まれているので肉の塊もすぐほどけました。

ラグーとタリアテッレが、しっかりとお腹にたまる一品。

 

 メインは牛ほほ肉のパイ包み、赤ワインソースでいただく

牛ほほ肉とタレッジョチーズのパイ包み

牛肉の塊り肉をパイで包んだお料理。
上にはタレッジョ(チーズ)が乗って、かなりボリュームあります。
お腹に余力を残して、食べていただきたい一品です。

厚みのあるお肉にもしっかりと火が通り、やわらかな噛み応え。
赤ワインソースを絡めて食べて。

 

牛ほほ肉とタレッジョチーズのパイ包み 断面

 

名物「Bonet(ボネ)」入りの、デザート盛合わせ

デザート盛り合わせ

お腹がいっぱいでも、やはり最後はデザートで終わりたいところ。
こちらも、食べてみたいデザートメニューが連なっていたので、
盛合わせの中身を確認してオーダー。
ピエモンテ名物の、Bonet(ボネ)が盛合わせに含まれていたのです!

★左上のプリンから、右回りにご紹介
・プリン
・Bonet(ボネ)
・フランボワーズのムース
・バニラのジェラート
。フォンダンショコラ

*Bonet(ボネ)は、トリノの名物お菓子。
チョコレート風味の味で、特徴はAmaretti(マカロンみたいな形のビスケット)を砕いて加えて作るプリンです。ラム酒が入っていたり、ココア入りのモノもあります。
日本のチョコレートプリンとは異なるので、ぜひ召しあがってみて下さい。

デザート盛り合わせ

ピエモンテ料理の数々を堪能させていただき。
大満足なお料理とデザート、気持ちもかなり高揚しました。
帰りの際、店内を出て階段を上ると。
なんと馬渡シェフが待っていて下さったのです。

この日はとても冷え込んでいたのに、
お見送りのために待っていて下さったこと、
我々一同感激したのは言うまでもありません。

スタッフの皆様も、目の行きとどいたサーブが素晴らしかったです。

真心こもった料理とおもてなし、素晴らしいの一言です!
ありがとうございます。

人気店ですので、
来店の際は、予約の上お出掛けされることをおすすめいたします。

笑顔でお迎えと見送りをしてくださる馬渡オーナーシェフ

 

Ristorante La ciau (リストランテ ラ・チャウ)
〒108-0023 東京都港区芝浦2-16-7 中野第3ビルB1F
TEL:03-3451-3725
Lunch:11:30~15:00(L.O.14:30)
dinner:18:00~23:00(L.O.22:00)
火曜日定休

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下記サイトにてイタリア国内の旅記事を書かせていただいております。
あわせてご覧くださいませ。

★Travel.jp たびねす トラベルナビゲーター 2017年10月より
https://www.travel.co.jp/guide/navigtr/1026/

★Italia Press-Blogにて【理由はなくてもイタリアが好き♡】2015年4月より
http://etsuko-ciao.italia-giappone.link/ イタリアの各都市をご紹介しています。

★Facebookページ【Go to Italy 旅する食するイタリア】2017年3月より
https://www.facebook.com/gotoitaly2017/

 

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